つれ血圧値が上がります。
70歳を過ぎると最高血圧の平均値が150mmHgと、およそ60mmHgも上昇します。
歳をとると高血圧になる人が増えるといわれていますが、個人差があり、明らかに高血圧と診断される人は10〜15%です。
60〜70%の人は多少上昇する程度か、血圧に変化がない人が殆どです。
若い人に比べると、高齢者には血圧が高い人が多くなりますが、年をとれば、だれもが高血圧になるわけではないのです。
年齢とともに血圧は上がるのは、老化によって血管が硬くなる為に起こる
高齢になるにつれ血圧が上がるのは、老化によって血管も老化し、動脈硬化を起こすことが原因です。
若いころの血管は弾力性に富み、心臓から送られた血液を受け入れるために、十分に血管壁を伸ばすことができます。
しかし、高齢になり、血管が弾力性を失うと、血管がうまく伸びずに血管内の圧力が上がりやすくなるのです。
また、心臓や腎臓など、血圧と関係が深い臓器の働きが低下することにより、血圧が高くなることもあります。
さらに、血圧を上げる要因となる生活習慣を長く続けたことも原因になります。
とは言え、高血圧と加齢は、直接結び付くわけではありません、実際、年をとっても正常血圧値を保っている人は大勢いますので。